渡辺 亜希子さん(36)
トライアスロンスクールコーチ
トライアスロンは、水泳、自転車、ランニングを連続して行うスポーツ。かつてプロ選手として活躍した渡辺亜希子さんは、子育てをしながら、トライアスロンチーム「宇都宮村上塾」で夫村上晃史さんとともに幅広い年代の指導に当たり、キッズスクールだけでなく4月からは一般コースも開設しました。「トライアスロンをやってみたいという方の思いを大切にしたい」という渡辺さんに競技の魅力などを伺いました。
トライアスロンはきついイメージがあって「鉄人レース」なんて呼ばれますが、決してそんなことはありません。子どもたちは障害物競走の延長のように楽しんでいますし、自然を感じながらできるという大きな魅力があります。ですから、「鉄人」というイメージをなんとか払拭したいと思って、「ママチャリ」や三輪車でも参加できる大会を計画しています。水泳も自転車もランニングも少しずつ体験して楽しさを知ってほしい。三輪車は未就学児でも乗れますから、楽しみですね。
私は2005年から3年ほどプロとして活動しました。そこで感じたのは、努力した分だけ結果が出る正直なスポーツということ。長距離(持久系)スポーツの特徴だと思います。いま、子どもたちに対しては、全力を出し切ることの大切さを伝えています。また、初心者から本格派まで幅広い一般の方には、レベルや目的に合わせた個別プログラムを組んでいます。60代の方でも、ステップアップして動きが変わり、表情まで生き生きしてくる姿を見るとうれしくなりますね。
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