
流転の大地 開拓者の記憶 ⑤国策に翻弄された父子
土地、歴史の継承 岐路に
那須岳から吹き下ろす冷たい風に牧草が揺れる。10月下旬、那須町大島。約80年前の満州(現中国東北部)からの引き揚げ者が切り開いた一大酪農地帯だ。
開拓2世の武田繁雄(たけだしげお)さん(75)は父から3・5ヘクタールの牧草地を受け継ぎ、和牛の繁殖に取り組んでいる。
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