病と共に生きる!
私は潰瘍性大腸炎という病気を40年近く持っている。70歳には、この難病を卒業したいと薬を少しずつ減らしていたら、関節は痛くなり腫れ物まで出来てしまった。合併症だった。このことで私は難病は簡単に治らないから、難病なんだと思い知らされた。
残りの人生を薬なしで生きられたら、どんなに楽だろう。楽しいだろうと思い描いてきたがかなわなかった。
腸が悪化せず、入院もせず生きられる毎日をよしとして、現状維持を心掛けようと気持ちを切りかえた。
難病と共に生きることも私の人生と思うと楽になった。
足利市・茂木志津子