
暑い夏は食欲が落ち、冷たいものを多く取りがち。健康的な食生活を心掛けましょう。この時期にお薦めの夏バテ予防料理をご紹介します(各4人分)。「暑さに勝つのは…今でしょ!」
★「ミョウガご飯」
①縦半分に切り、薄切りしたミョウガ3個は水にさらしてアク抜きし、水を切り小さじ2のごま油で軽く炒める。
②ご飯600㌘に昆布茶小さじ2、①のミョウガ、種を取って細かくたたいた梅干し2個を加えて混ぜて、器に盛る。白ごま、千切りの青シソ、酢取りショウガ各適量を散らす。※香辛野菜や梅干しが食欲をそそる。梅干しは胃腸の代謝、血流を促進し、ミョウガは抗菌、抗炎作用がある。
★「ポークソテー・ジンジャーソース」
①ボウルにタマネギ、ショウガ各60㌘とニンニク2片をすりおろし、赤ワイン、しょう油、リンゴジュース各80㏄、ハチミツ大さじ1を入れ、混ぜてソースを作る。
②フライパンにオリーブ油大さじ2を熱し、軽く塩コショウし、小麦粉を薄くまぶした豚肩ロース肉8枚を広げて中火で焼き、両面に焦げ目がついたらソースを入れて絡め、火を止める。皿に盛り付け、オリーブ油でソテーし、塩コショウしたパプリカや茹でた枝豆適量を散らす。
※豚肉やウナギなど動物性食品は夏バテ予防にお薦め。
★「パンプキンポタージュスープ」
①鍋にバター20㌘を加え、みじん切りタマネギ80㌘を弱火で炒め、皮をむきイチョウ切りのカボチャ160㌘も焦がさないように炒めたらブイヨン2カップを加え、柔らかくなるまで中火で煮込む。
②①と牛乳400㏄をミキサーで滑らかにして鍋に戻し、塩コショウ少々で味付けしたら生クリーム80㏄を加え、滑らかに仕上げる。盛り付け後、クラッカー適量を散らす。
※カボチャは免疫力を高めるカロテンなど栄養豊富。
協力/佐野市茂呂山町「いこいの里レストランもろ山」栃木章広料理長。
(問)同店電話0283・24・1223。