
商店と作家を主役に街を盛り上げたい
実行委員会の小林さんに聞く
「いっ展べぇ」を企画する実行委員会は、市民団体「市まちなか活性化推進協議会」の「まちなかワークショップ」に参加した若手で組織されています。今回、立ち上げからのメンバーで「いっ展べぇ」の名付け親でもある建築士の小林隆宏さんに話を伺いました。 ◇「いっ展べぇ」は佐野の方言を使ったネーミングで、意味は「行ってみよう」です。人が街を歩くことでにぎわいを創出したいという思いで企画しました。市中心部の商店と物作りに励む作家を結び、2011年にスタート。今回で4回目を迎えます。5月6日まで地元ゆかりの作家20人が制作した手芸やアクセサリー、陶芸、木工、書、絵画などを19店舗で展示・販売しています。
これまでにキャンドルナイトやスタンプラリー、各店を巡り作家や店主との交流を図る「いっ展べぇツアー」など数々のイベントを実施してきました。今年は全作家の作品を商工会議所に展示し、作家の指導を受けながら制作体験ができるワークショップも開催しています。
失敗、成功を繰り返しながらいろいろ試みてきましたが、最近ようやく商店主から「人が動くようになってきた」と、手ごたえを感じる言葉を掛けてもらえるようになりました。これからもまちなかの商店と地元ゆかりの作家を主役に街を盛り上げていきたいと思っています。
(問)いっ展べぇ実行委員会事務局 電話 0283・27・3022
亀田商店
創業1772年の老舗の紙専門店。洋紙や和紙、結納品の販売が中心で、店の奥のショーケースには長野県飯田で作られた水引細工の結納飾りが豊富にそろいます。店頭に市内在住の小林利佳さんが野州麻を使って制作したヘンプアクセサリーが展示されています。
佐野市本町2906
電話 0283・22・0007
営業時間 午前8時半~午後6時
定休日 第2・4土曜、日曜、祝日。
ベリーカフェ
佐野駅前通りに2年前にオープン。地元の幅広い世代が集う店で、一人で訪れても話の輪に入り込んでしまうほど、アットホームな雰囲気が魅力です。店内で開かれる地粉を使ったパン教室やヨガ、パステル画などのワークショップも人気を集めます。
佐野市若松町189
電話 090・2903・5287
営業時間 午前11時~午後6時
定休日 日曜
インテリアファッション ナカヤ
店先にはお値打ち品のおしゃれな婦人服が豊富に並びます。150年以上の歴史を持つ店でカーテンや敷物などのインテリア用品から衣料品、雑貨まで幅広く取りそろえられています。飛駒町の工房風の谷の家具と岡美幸さんが制作した草木染の服やショール、アクセサリーを展示しています。
佐野市大和町2765
電話 0283・22・2622
営業時間 午前9時~午後6時
定休日 木曜
味噌まんじゅう 新井屋 佐野本町店
味噌(みそ)まんじゅうの人気店。隠し味に味噌が使われているという小判形のまんじゅうはこしあん、つぶあん、しろあんの3種類で1個86円。レアチーズのようなプリンと話題を集める「味噌ぷりん」(259円)や新登場の「味噌モナカ」(1個156円)もおすすめです。佐野市本町2942
電話 0283・22・9069
営業時間 午前9時~午後6時半
定休日 月曜

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