身近な素材で

　手作りのお菓子やプレゼントなど、ちょっとした贈り物でも簡単なラッピングひとつで印象が全く変わってきます。そこで、折り紙や付箋など身近なものをプラスして、簡単にかわいくアレンジするラッピング方法を足利モールの添田雅子さん（27）に教えていただきました。

「斜め包み」を覚えよう

基本

用意するもの

• 箱
• 紙
• テープ

1. 箱は「上」の面を上にして、箱の３つの角が紙に入る位置に置く＝写真左。
2. 手前の紙を箱に合わせて折る。たるみは内側に折り込む。
3. 左側の紙を箱の上にかぶせたらテープで留める

4. 箱を回転させながら奥側の紙を折り込んでいく＝写真左。
5. 右側も２．と同様折りテープで留める。

6. 向こう側の紙を持ち上げて手前に折る＝写真左。
7. 右側の紙と６．の紙を箱の対角線に合わせて外側に折る。
8. ７．の折り線に合わせて、内側に折り込む。

9. ８．と同様に向こう側の紙も折り線に合わせて内側に折ったら箱にかぶせる＝写真左。

10. ９．の紙の端を、もう一方の対角線に合わせて再度外側に折ったら、折り線に合わせて内側に折り込みテープで留める＝写真左。

紙ナプキンで〝花包み〟

アレンジ１

用意するもの

• ペーパーナプキン
• ワイヤータイ
• ハサミ

1. ペーパーナプキンを三角形になるように折る＝写真左。

もう一度半分に折る。

さらに半分に折る。

ハサミで丸くカットする。

開いたら＝写真左、中央に包みたいものを入れて、端をまとめて絞ったら、ワイヤータイで留める＝写真右。

持ち手を付けオシャレ

アレンジ２

用意するもの

• 紙袋
• 付箋
• 朝ひも（色違いのもの２本）
• ハサミ
• ホチキス

1. 麻ひもを紙袋の口に合わせて持ち手の長さを決めたらハサミで切り、両端を結ぶ。
2. 紙袋の口に、１．の麻ひもを通したら、口の端から筒状に巻き込む＝写真左。

3. 両端をホチキスで留める＝写真左。
   ※袋の口が巻き込む余裕がない場合は、麻ひもを通し袋の口を折りホチキスで留めるだけでも良い。付箋をアクセントに貼るのもおすすめです。

折り紙でワンポイント

アレンジ３

用意するもの

• 折り紙（端がデザインされたものなど変わった折り紙を使用）
• 紙袋
• ハサミ
ホチキス

1. 紙袋の口を折る＝写真左。

2. 折り紙を紙袋の口にあわせて適当な大きさに切る＝写真左。
3. １．の紙袋の口の上に２．の折り紙を折り重ね、一緒にホチキスで留める。
   ※袋は無地のものを使用すると折り紙が引き立ちます。

　さくら市出身。
足利市内のデザイン専門学校で
グラフィック、パッケージデザインなどを学ぶ。
足利モールではPOP制作を担当。

   撮影協力／雑貨店「AYAS PARTY」コムファーストアピタ足利店