旅の楽しみ 食にあり! 行ったつもりで・・・
いただきます!
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そこで今回は、ちょっと珍しい国の料理が食べられる、外国人の料理人がいるお店を3軒紹介します。
海外旅行に出掛けた方も、出掛けなかった方も楽しめるお料理をそろえました。

多国融合の多様な味

ポーランド出身のアグニェシュカ ドブジャニスカ 堀越さんが腕を振るう日本でも数少ないポーランド料理店です。ターキーはポーランド産、野菜は地元の直売所で厳選。日本人好みの味に仕上げています。 自慢は「ジャガイモステーキ2枚とビーフシチューソース」(サラダ、デザート、コーヒー付き2000円)。香ばしいジャガイモとやわらかい牛肉のうま味を堪能できます。 伝統的陶器「ボレスワヴィエツ」やレースのカーテン、壁に使った特産の岩塩など、店を飾る美しい物たちにも感動です。「文化を伝えるのに、食べ物が最初の一歩になる」とアガさんは話します。

☎028・645・2044
午前11時~午後4時(要予約) 午後4時~同8時(4人から、予約のみ)
日・月曜休 Pあり HPあり

欠かせぬジャガイモ

ペルー出身のオヤマ ラ・エナ マカレナさん(49)が、2000年に義理の妹と一緒にコーヒーとサンドイッチだけのカフェバーを開いたのが始まり。佐野店は2015年にリニューアルオープンして、ペルーやブラジルなどの南米料理が味わえる店に。 お薦めは牛肉と野菜の炒めもの「ロモ・サルタード」(ライス付きMサイズ900円、Lサイズ1250円)。基本の材料は牛肉、トマト、玉ネギ、フライドポテト。塩、コショウ、クミン、ニンニクで味付けして炒めたら、最後にパクチーを散らして、カリカリに揚げたポテトをサッと混ぜ合わせて仕上げるのがマカレナさん流。

☎0283・20・8321
午前10時~午後9時(月曜は午後4時から)
水曜休 Pあり

豪快! 「鶏肉タワー」

シルクロードの中間地点に位置し、さまざまな食材が流通したトルコ。アジアとヨーロッパの食文化の影響を受けた料理は、中華、フランスと共に世界三大料理の一つ。 昨年11月、オリオン通りにオープンした同店では、焼き肉料理「ケバブ」の一種、「ドネルケバブ」が味わえます。 塊肉は、オリジナルソースに3時間ほど漬け込んだ鶏肉を広げ、下の方から何層にも重ね刺した、重さ何と12㌔! 回転させながらじっくりあぶり焼きにすることで、余分な脂が下へ落ち、肉のうま味がぎゅっと閉じ込められます。焼けた部分を長さ70㌢ほどのケバブナイフでそぎ落とし、キャベツ、トマト、4種から選べるオリジナルソースと一緒にピタパンに挟んで食べます。Mサイズ500円、テイクアウトもOKです。

☎028・611・2203
午前10時~午後10時(金曜は午前3時、土曜は同5時まで)
無休 Pなし
オーナーのアレックスさん