食欲増進し疲労も回復
梅雨から暑い夏にかけて、食欲が減退しやすい時季。食欲増進、疲労回復効果が知られるお酢を取って、夏を元気にすごしましょう。創業210余年、醸造酢国内シェアトップのミツカンの栃木工場を訪ね、この時季お薦めの食酢、同社の調味酢を使ったメニューを教えていただきました。
※栃木工場の上岡さん(右)と田所さん(左)
あらかじめ、ブロッコリー適量をゆでておく。ゆで卵2個を作っておく。
❶鶏手羽元6本はよく水気を拭く。
❷ショウガ10㌘は皮付きのまま薄切りにする。ニンニク1片は軽くつぶす。
❸ステンレスまたは樹脂加工鍋に「穀物酢」1/2カップ、しょう油、水各1/4カップ、砂糖大さじ3と②を入れ、煮立たせる。
❹煮立ったら、①と皮をむいたゆで卵2個を入れ、ふたをして中火で煮汁が1/2~1/3程度になるまで20分ほど煮る。
❺ゆでたブロッコリーを添えて④を器に盛る。
※鶏手羽元に酢を入れて煮ると骨の中のカルシウムが肉や煮汁に溶け出し、カルシウムの摂取量がアップ、コラーゲンもより多く摂取できる。

ミニトマト4個は竹串などで穴を数カ所開けるか皮を湯むきする。
キュウリ1/3本は4㌢長さで縦6等分に切り、黄パプリカ1/4個は5㍉幅に切る。
❷ジッパー付き保存袋に①と「カンタン酢」または「カンタン酢レモン」1/2カップを
注いで、空気を抜いてジ ッパーをしめ、よくもんで30分ほど漬ける。
※冷蔵庫に保管し一週間以内をめどに早めに食べる。
3日以内はフレッシュな食感が楽しめる。
一度漬けた調味液は繰り返し漬けることはしない。
保存用袋を横置きする場合は受け皿などを使用する。

❶豚肩ロース肉(とんかつ用)200㌘は大きめのひと口大に切り、
片栗粉を薄く全体にまぶす。
タマネギ1/4個はくし形、ピーマン2個と赤、黄パプリカ各1/4個は乱切りにする。
調味料(「純玄米黒酢」と砂糖各大さじ2)を混ぜ合わせる。
❷フライパンにごま油大さじ2を熱し、豚肉を両面こんがりとするまで焼く。
タマネギ、ピーマン、パプリカを加え炒め、全体に油が回ったら調味料を加えて
強火で一気に水気を飛ばすように焼きからめ、とろみが付いたら器に盛る。

❷密封できる広口ビンに①、氷砂糖200㌘、「リンゴ酢」または「穀物酢」1カップを入れ、ふた(金属製は不可)をして涼しい所に置く。
❸1日1回軽く振りまぜ、1週間で出来上がり。漬け終わった果実は取り除く。
❹冷水または炭酸水で約5倍に薄めて飲む。
※フルーツ酢は冷蔵庫に保管し、1年以内をめどに、早めに使用する。濁りや浮遊物などが生じたら使用をやめる。取り出した果実はヨーグルトに入れてもおいしい。
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防腐・静菌 |
酢には食べ物を傷みにくくする働きが。
夏場のお弁当におすしやお酢を使ったおかずを入れたり、魚をお酢でしめたりするのはこの効果。
酢水に手を浸けておにぎりを握る、ハンバーグのひき肉をこねる時に少量の酢(重量の約3%)を加えるなど
「プラス酢」で、痛みにくくなります。
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賞味期限内に使いきれなかった酢(醸造酢)を除菌に |
【まな板】
❶洗剤で洗って水洗いし、熱湯をかける。
❷乾いた布巾をかけて、酢水(穀物酢1/4カップ+塩大さじ1/2+水道水3/4カップ)をひたひたにかける。
❸室温(20度)で1時間以上置き、水洗いする。
【スポンジ】
❶洗剤で洗って水洗い。
❷45度以上の酢水(穀物酢大さじ2+塩大さじ1+お湯1カップ)をボウルに入れスポンジを浸す。
❸スポンジを酢水の中で軽くもんで、15分以上置いた後、絞って使用する。
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お酢を使ったメニュー・レシピや 同社の商品情報などはホームページを参考に。 http://www.mizkan.co.jp |