身近なのに知らなかった「ひと」「もの」「こと」。そんな再発見や新発見を求め月1回、アスポリポーターが独自の視点と興味を持って県内を巡ります。(第23回目)


車から降りると、冷たい空気と共に流れてくる冬の匂い。落ち葉を踏みしめる音。自然と調和しながらたたずむ建物…。絵になるようなロケーションが広がる「那須塩原市・青木」。
1998年に移築・修復が終了した「旧青木家那須別邸」。同時に隣接して開設されたドイツ風建物をモチーフにした「道の駅明治の森・黒磯」。今回は、歩きながら青木でインスタ映えスポットを探す旅に出掛けました。 観光地・行楽地として姿を変えつつある周辺には、新しいお店も次々オープン。「茶房花苑」「コッチェ ル・ショコラ」で見つけたインスタ映えスイーツは、食べるよりまず撮る!(笑)。
青木を後に、旅の最後のお楽しみは温泉。「かんすい苑 覚楽」の日帰り入浴で、体をじっくり温めながらゆっくり癒やしタイム。冬の寒さを忘れるくらいほっこり笑顔になれる旅、スマホ片手にスタートです!
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最初に訪れたのは道の駅の向かい側にある茶房花苑(❶)。木漏れ日が差し込む明るく広々とした店内の真ん中にきれいに並べられているお菓子を見て思わず笑顔。オーナーの飯塚宏明さん、智恵美さんご夫婦と宏明さんのお母さんが毎朝作る大福や高原草餅、茶まんじゅう、蒸しパンが販売されています。
甘さ控えめのたっぷり粒あんと、モッチモチの白玉が入った「お

❶茶房花苑
那須塩原市青木224の2
☎0287・74・6479
午前10時~午後6時 月曜休
Pあり
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花苑さんから青木サッカー場方向に向かう途中、路地に入り目指すは9月にオープンしたばかりのコッチェ ル・ショコラ(❷)へ。チョコレート色したかわいらしいお店をみつけました! 扉を開けると、こちらも甘~く優しい雰囲気。
フルーティーな果実味が特徴のベトナム産カカオ豆を、店の工房で自家焙煎(ばいせん)。カカオニブを石臼で数日かけてひき、1枚のチョコレートまで仕上げています。
オーナー平林卓さん、よう子さんのこだわりのチョコレートは全部で3種類。小さなお子さまにも好まれる、食べやすい甘さのカカオ58%、酸味が際立ち、ベトナム産カカオの特徴を一番引き立てるカカオ74%、お酒やラム酒と食べてほしい苦みのあるカカオ82%(各750円)。チョコレートの粒々感が楽しめる、オーナーお勧めの「コッチェのショコラシェイク」(500円)と冬季限定「カカオニブクランチ」(900円)を買い、道の駅に戻ります。
❷Kotje Le Chocolat(コッチェ ル・ショコラ)
那須塩原市青木139の18
☎0287・74・2031
午前10時~午後5時 (冬季)
水・木曜休(不定休あり)
Pあり
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正面まで続くスギの並木道もすてき。

❸旧青木家那須別邸
那須塩原市青木27
☎0287・63・0399
午前9時~午後4時半(冬季)
月曜休
Pあり
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9月から新メニューとして加わった「ローストビーフ丼セット」(1180円、サラダ・ドリンク付き)を注文。しょうゆベースの特製タレをかけた炭火焼ローストビーフの上には半熟卵。ローストビーフと絡ませて食べると美味~。
❹青木の森カフェ
那須塩原市青木27
☎0287・63・0399
午前9時~午後4時半(冬季)
月曜休
Pあり
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那珂川を臨む旅館「かんすい」は、漢語で「こんこんと湧く」という意味通り、同館の地下1200㍍からは毎分約100㍑の湯が湧き出ます。 泉質は、ナトリウム・カルシウム塩化物・硫酸塩温泉で無色透明、源泉100%の天然温泉です。ぬるめの中性低張性低温泉で刺激が少なく、婦人病や冷え性などに効果的です。

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❺かんすい苑 覚楽
☎0287・62・0969
那須塩原市黒磯402の2
日帰り入浴:午後2時~同9時(1月10~12日と混雑時は入浴不可。電話確認を)
大人800円、3歳~小学生500円
Pあり
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茶房花苑
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Kotje Le Chocolat
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青木の森カフェ
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道の駅明治の森・黒磯
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かんすい苑 覚楽
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