
2003年10月1日にスタートしたアスポは、今回で950号。来年には創刊20周年、 1000号の節目を迎えます。1000号へのカウントダウン企画として、今回は取材と紙面制作を担当するリポーターとエディターの6人が、「記憶に残る1ページ」を紹介。読者と共に歩んできたこれまでの紙面を振り返りました。
特集/クリスマス・プレゼント

2011年12月14日付
未曾有の災害が襲ったあの年、恐怖も悲しみも覚めやらぬ年末。ちょっとした楽しみが、明日への希望につながると信じ、読者プレゼントを企画。結果、予想以上の反響をいただきました。
普段、私どもは発信するだけですが、応募という形で双方向になりました…。絆が求められた日々、読者と編集室とクライアント、三位一体の絆を実感させてくれた企画です。
紙面タイトルは「for
you」。「あなたに」の意味はもちろんですが
「皆さんのことを思っています」の気持ちも込めたものです。以降、この企画は年末恒例となりました。今、また新たな難局にある中、その気持ちも変わることはありません。
(エディターΟ)
特集/とちぎのお酒~県内酒蔵巡り

2011年10月27日付
東北をはじめ、ここ栃木県、関東においても甚大な被害をもたらした東日本大震災。県内で生産者たちが震災と風評被害に苦悩する中、「とちぎの地酒作りに汗を流す蔵元を応援しよう!」との思いを込めた企画でした。
酒好きな私にとって、杜氏や蔵人の思いに触れる酒蔵巡りの取材は、幸せと感動の連続。ただ、車を運転する以上、試飲できないのがとても残念で…。
「酒は生きもの」。酒蔵内に漂うなんとも言えない芳醇(ほうじゅん)な香りを堪能し、感激に浸った当時。酒蔵の皆さんの苦労の上に輝く笑顔を今も思い出します。
(リポーターK)
特集/わが街トレンディー〈足利・名草〉

2018年10月31日付
「地元の高齢者が集まって運営している釣り堀がある」という話を聞き、足利市北部、国の天然記念物「名草の巨石群」の近くにある「名草イワナパーク」を中心に特集。 うっそうとした杉林の小道を進むと現れたのはウッドデッキが設置されたおしゃれな釣り堀。豊かな自然の中、若々しく個性豊かな面々が楽しそうに活動していました。
2019年の台風19号では、大きな被害を受けましたが、翌春には遊歩道も整備し、パワーアップして再開したのにも大変驚かされました。名草の人はとにかくパワフル。今でも訪れるたびに元気がもらえる場所です。
(リポーターH)
特集/とちぎを見るー棚田ー八木澤ファーム

2022年6月22日付
八木澤ファームとご縁ができたきっかけは、6月22日発行の特集「つなぐ棚田遺産」でした。
とても気さくな八木澤さん夫婦。初対面でしたが、出会って5分で「田んぼ行くか!」と自前のドローンを用意し、広大な棚田を案内してくれました。道中、川遊びができるスポットや映画のロケ地になった棚田など紹介してもらい、「こんな美しい場所があったんだ」と、初めて見る景色に感動したのを覚えています。
取材を通し、八木澤さんの農業や地域に対する熱い思いも知ることができました。「つなぐ棚田遺産」からつながった八木澤ファームが、私の記憶に残る1ページです。
(リポーターs)
特集/月イチMs.とちぎ 〈百歳の詩人 ・柴田トヨさん〉

2012年1月11日付
「Ms.とちぎ」新春スペシャルとして登場した百歳の詩人・柴田トヨさん(当時100歳)。10年に「くじけないで」、11年に「百歳」の詩集を出版し話題となりました。新春に寄せて、読者のために新作の詩「雲」を書いてくれたことに感激。トヨさんのつづる言葉に情景が浮かびました。
その後、トヨさんは13年に101歳で亡くなりました。取材はしていませんが、写真とインタビューを読み、温かく明るく穏やかで優しい人柄、そして芯の強い女性だと感じました。反響も大きく、2月1日付の紙面で読者からの感想を紹介したこともとても印象的でした。
(リポーターt)
特集/県内お地蔵さま探訪

2022年5月25日付
「ママ、今日は何の新聞作ってきたの?」と聞く息子。「いろんな国のカレーの作り方だよ」「今度の休み作ろう!」と一緒にスパイスから作り、「また食べたい!」と。もなかの特集も、「どれもおいしいね」。最期に買って食べたのは、お気に入りの古印最中でした。お地蔵さま探訪では、いつも散歩に行くと手を合わせ日々の無事を祈っていた「お地蔵さまも紹介するから楽しみにしててね。一緒にまたお参りに行こうね」と。
今は、息子と交わした約束もかなわなくなってしまいましたが、これからもたくさんの読者の皆さまに楽しんでいただけるよう頑張って作っていきたいと思います。
(エディターY)

2004年2月4日(18号)登場 石﨑新菜さん
目標はキャリアウーマン

18年前、1面に登場した石﨑新菜(にいな)さん(当時4歳)。チョコレートを作るかわいい姿が印象的でした。現在22歳になり、今年4月から東京で仕事をしているとのことです。
「母とチョコレート作りをしたことは何となく覚えています。アスポに載ったことが家族で話題になるときもあります」と新菜さん。

お母さんによると、一生懸命作ったチョコレートをもらったお父さんはとても喜んでいたそう。
新菜さんは「日々仕事を頑張っています。キャリアウーマンになるのが目標です」と夢に向かってまい進中です。
カウントダウンスタート記念プレゼント 「感謝・喜び」ご一緒に




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「アスポ カウントダウンプレゼント」係
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カウントダウンを共に
アスポは、950回の発行の中でいろいろなテーマを掲載してきました。1000号へのカウントダウンとして、これまで紙面を飾ってくれた中でも、印象に残った人や店を紹介する「あの人(店)はいま」のコーナーを企画。読者の皆さんからも、再登場してほしい人や店の情報を募集します。
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