今週から食の新コーナー。アスポリポーターが県内お薦めのグルメを紹介します。
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店主の阿久津竹男さん(73)が大手飲料水メーカーを定年後、うどん作りを独学で習得。15年前、うどん専門店を妻の美代子さん(74)と開きました。
看板メニューは国産の大麦を使用し、独自の製法で作る「大麦うどん」。透明感がある淡いピンク色で、しっかりとした歯ごたえで素朴な味わいを楽しめます。コシの強い「小麦うどん」との合い盛りがお薦めで、温かな肉汁で味わう「つけ汁肉うどん合い盛り」(700円)が人気です。
「体に優しいものを提供したい」と話す阿久津さん夫妻。野菜や肉、キノコはすべて国産。北海道産根昆布など、厳選した材料で作るかえしとだしを合わせた自家製つゆも自慢です。美代子さんが制作したステンドグラスが彩る店内は、落ち着いた雰囲気で居心地の良さも魅力です。 (H)
