口の中に広がるネタのおいしさとふわっとほぐれるシャリの食感。握りたてのすしを気軽に味わえるのが、平日限定の「にぎりランチ」(2200円、電話予約可)。大将おまかせ握りに、サラダまたは小鉢、茶わん蒸し、みそ汁、手作りデザートまで味わえ、有田焼の器も目を楽しませてくれます。

 「新鮮な素材を生かした海鮮ものを」と腕を振るう店主の瀧澤純一さん(48)。18歳から地元のすし店で職人の経験を積み、2017年に現在の店をオープンしました。店名の「錬聖(れんせい)」は、2人の子どもの名前から。「お客さまに最高のおもてなしをという思いを込めて」と妻の紀美江さん(54)は笑顔で話します。

 素材はもちろん、器や雰囲気の異なる個室など店作りに至るまで、全てにこだわっています。来店は予約制(空きがあれば、予約なしでも可)。他に、国産ウナギも人気です。                            (K)