災害の被害を最小限に食い止めるために…
“人”を育てることで“とちぎ”の防災・減災対策を強化する
2011年に発生した東日本大震災から、5年あまりが経過し、また、それ以降も、台風や集中豪雨による土砂災害や河川の氾濫、竜巻、落雷、大雪、火山噴火など、多くの災害が発生しています。さらに2016年4月には熊本地震により大きな被害がもたらされており、こうした災害への対策強化が早急に求められています。
そこで、改めて県民の皆さまに防災・減災について意識を高めていただく機会を設け、防災・減災対策を強化する「とちぎ防災減災プロジェクト」を立ち上げます。
プロジェクトを通して、広く防災意識を啓発するとともに、地域や職場、学校などといった場所で防災・減災のリーダーとなる人材を育成し、さらに「とちぎ防災マニュアル(仮称)」を作成します。いざ災害が発生したとき、被害を最小限に食い止めるために、こうしたリーダーに核になっていただき、県民総ぐるみで防災・減災にあたる、災害に強い栃木県を目指します。


災害の恐ろしさ、防災減災の大切さ・必要性を発信するため、シンポジウムを開催します。シンポジウムの様子は新聞メディア等でも拡散し、広く県民の災害に対する意識を啓発します。
全3回の講座を開催し、一般公募により受講していただきます。座学だけでなく、ワークショップなどの実践的な演習も行い、防災減災のリーダーとなる人材を育成します。