仲間とともに、新たな挑戦でさらなる成長を

本田技研工業
人事統括部人事部 人材開発課 スタッフエンジニア
門間 雄紀さん / 32歳
本田技研工業
生産技術統括部 車体生産技術部 デジタル技術課
中川 涼介さん / 23歳

 

エンジニアからのキャリアチェンジ(門間さん)

 新卒、高卒、障がい者採用業務を担っています。社会に先駆け、Hondaは障がい者雇用に取り組んできましたが、今年から個性や強みに配慮した職務配置を行うなど、一人ひとりの可能性を広げる取り組みを本格的に開始しました。7年間エンジニアとして働いた後、「チャレンジ公募」制度を利用し、人事部へ異動しました。もともと人に教えることや新しいことに取り組むのが好きだったため、人材開発部門で自分の力を試してみたいと考えました。

 Hondaがダイバーシティ推進に取り組んでいることを知ってもらうために、説明会や体験会のほか、県内のハローワークや就労支援事業所や地元企業を巻き込んだイベントなども開催しています。幅広い応募職種がありますが、エンジニアとしての経験があるからこそ、技術職を希望する方に対しても適切な業務を提案できると感じています。今後、一層採用を強化していくので、より多くの障がいを持つ方にHondaに応募いただけるよう頑張っています。前例のないことにもチャレンジをし、自分のアイデアを形にでき、新たな交流機会を創出できるのもこの仕事の楽しさです。

 

 

節目を迎えライフスタイルをアップデート(門間さん)

 他県出身ですが、住みやすさを実感して栃木県でマイホームを構えました。休日は会社の同期たちと草野球のほか、家族や友人とのキャンプやバーベキュー、飲み会なども楽しんでいます。旅行も好きで、長期休みには四国方面に出かけ、自然や観光地を満喫しています。生魚が苦手なのですが、四国の新鮮な海の幸に魅了され、一年を通して、旅先で旬の魚を食べ歩いているほどです。30歳の節目を迎えたら〝新しいことに挑 戦する〟と 決 め て おり、マイホ ー ムという人生最大の買い物をしたほか、バスケやマウンテンバイク、サップボードを新たに始めるなど、公私ともに充実した日々を送っています。

 

 

聴力の壁を乗り越え、新たな挑戦へ(中川さん)

 開発領域で作成された設計データをもとに、コンピュータを活用したCAEシミュレーションを行い、車体の剛性を解析しています。シミュレーションは、設計段階で車の性能を予測する重要なプロセスです。どの生産領域でもばらつきが発生してしまうのですが、それらを最小化するために何度もシミュレーションを行います。シミュレーション通りにいかないときは、解析精度を上げるための工夫が必要になり、1人では解決できないことも多々あります。年齢や職位にとらわれずワイワイガヤガヤと腹を割って議論するHondaの伝統的手法、〝ワイガヤ〟を重ねて問題解決に取り組みます。

 生まれつき両耳に難聴があるため、音声文字変換アプリやビジネス用コミュケーションツールを使い、チームと情報を共有しています。Hondaには助け合う文化が根付いており、自分も積極的に取り組むことで、コミュニケーションに制約を感じることはほぼありません。今後は生成AIを活用した品質管理にも挑戦し、技術者としてさらに成長を目指したいです。

 

夢を叶え、新たな仲間とワクワクを探求(中川さん)

 車好きの父の影響で、幼いころから車が好きでした。父の愛車がHondaのオープンスポーツカー「S2000」で、自分も〝乗る人が夢中になるかっこいい車を作りたい〟と思い、自動車業界を目指しました。休日は、サーキット走行会やツーリングによく出かけます。最近バイクも買ったので、週末が待ち遠しいです。Hondaには共通の趣味を持つ人が多いので、一緒に走って休憩時に車の構造について語り合うなど楽しみも倍増します。石川県で生まれ育ち、栃木県での生活は2年目ですが、自然が豊かで道路も整備されているため車好きの人には最高の環境です。来年は北海道一周ツーリングを計画するなど、栃木を拠点に楽しみ方の幅を広げていきたいです。

 

〒321-3393
栃木県芳賀郡芳賀町下高根沢4630
TEL028-677-3311
https://www.honda.co.jp/

創業者の奥さんがヤミ市に米を買いに行くために社外品のエンジンと湯たんぽをとりつけた原動機付き自転車を作ったのが出発点でした。世のため人のため、自分たちにできることはないかというのがHondaの原点です。今では世界中に拠点を持ち、四輪、二輪、パワープロダクツ、航空、ロボット等の事業を手掛ける企業になりました。