塩谷/小林支店長(右)の訪問を受けた見形町長
塩谷/小林支店長(右)の訪問を受けた見形町長

 【塩谷】町はこのほど、防災無線を補完する防災情報配信システムを導入することを決めた。8月20日まで町民から戸別受信機貸与の申し込みを受け付ける。

 戸別受信機は受信情報の音声案内に加え、アプリを使って双方向通信が可能。災害時の避難情報や気象警報などを配信する予定。町民や町内事業所などに1台5千円で貸与する。75歳以上の高齢者のみの世帯や生活保護受給世帯、視覚障害1級または2級の人は無償。

 今月上旬、システム構築に携わったNTT東日本栃木支店の小林博文(こばやしひろふみ)支店長=写真右=の訪問を受け、見形和久(みかたかずひさ)町長は「町民の命を守る取り組みに生かしたい」と話した。(問)町総務課0287・45・1111。

2020年07月20日(月)    下野新聞朝刊