
【宇都宮】個人作家のハンドメイド作品をスマートフォン決済で購入できる店舗「スマートde愛ショップ」がこのほど、新里町の道の駅うつのみやろまんちっく村にオープンした。
同店舗は新型コロナウイルス禍の影響で販売機会を失った作家を支援するのが狙い。接客や会計を担う店員を配置しない無人店舗で、NTT東日本グループ会社のアプリ「ピックスルー」を使って商品のバーコードを読み取り、購入する仕組み。
店内には現在、個人作家21人が手がけたアクセサリーやキーホルダー、鹿革製品、ポシェットなどが並んでいる。
出品した日光市荊沢(おとろざわ)、アクセサリー作家君島裕美(きみじまひろみ)さん(40)は「ネット販売も行ったが、作家が何万人もいて埋もれてしまった。実際に手に取ってもらえる店舗販売はありがたい」と話した。作家は約3カ月ごとに入れ替わる。 (伊藤一之(いとうかつゆき))