最近、発達障害という言葉をよく目にします。“発達”の“障害”とは、発達にでこぼこがあり、それが極端なため病気と診断されたものです。極端というのは、例えば算数・国語・理科・社会のテストで平均80点。内訳は、算数100点・国語50点・理科100点・社会70点。この点数だと親心としては国語を頑張ってほしいと思ってしまうでしょう。
発達検査で総合知能指数(IQ)は100~80と正常範囲。しかし、それぞれの項目、言語理解力・知覚推理力・短期記憶力・処理速度で得意・不得意が極端である場合、発達障害の傾向があると考えます。