坂村市長(右)にメダルをかけてもらい表彰を受ける児童

 【下野】児童の良さを見いだして表彰する市児童表彰式が7日、祇園小で行われた。旧国分寺町が制定した「町児童生徒表彰に関する条例(子ほめ条例)」に基づく取り組みで、今年で40回目となる。

 市内全小学校と義務教育学校、特別支援学校、県聾(ろう)学校の計12校に通う市内在住の6年生全員が対象で、今年は計521人が健康賞や努力賞などの賞を受け取った。

 祇園小では6年生50人が、1人ずつ体育館のステージに登壇。坂村哲也(さかむらてつや)市長が児童にメダルをかけ、石崎雅也(いしざきまさや)教育長が表彰状を手渡した。

 坂村市長は「今回の表彰を思い出して自信を持って前に進んでほしい。皆さんの力を困っている人のためにも使ってほしい」とあいさつ。児童代表の横山瑞希(よこやまみずき)さん(12)は「学習や運動などで目標に向けて頑張ってきた。下級生にとって憧れの存在になれるよう努力を続けたい」と述べた。