支え合う日々が力へと変わり
この場所で共に成長を重ねる
放射線科 診療放射線技師
看護部 看護師
阿部 直央さん
見えない体の中を映し出し、医療を支える
診療放射線技師としてMRI検査やRI検査を担当し、病気の診断や治療に必要な画像を医師に提供しています。体の内部を画像で可視化し、医師が病気を見つけたり治療方針を決めたりする手助けをする仕事です。宮城県で生まれ育ち、栃木県内の大学に進学し、インターンシップを経て入職しました。中学生のころ部活動でケガをした際、レントゲン撮影を行う技師の姿を見て、この仕事に興味を持ったことがきっかけです。大規模な病院では最新の医療機器が導入され、多くの症例に触れながら経験を積める点も魅力です。RI検査では微量の放射線を出す医薬品を体内に投与するため、被ばくに対する正しい知識やその説明が欠かせません。MRIは強い磁力を使うため、金属類の持ち込みには特に注意が必要です。患者さんが金属を身につけていることに気づいていない場合やペースメーカーを装着している場合もあるため、丁寧に確認し、医師や看護師と情報を共有しながら安全に検査を行っています。不安を感じやすい検査だからこそ、安心して臨んでいただけるよう落ち着いた声かけも心がけています。また、患者さんの体調や身体機能に応じて適切な角度や体位を判断し、撮影方法を工夫します。その結果、診断に有益な画像が提供できたときには大きな達成感があります。入職13年目の現在は、専門技師の資格取得に向けて準備を進めており、これからも患者さんや医師から信頼される存在を目指します。

家族も仕事も大切にできる職場環境
夫婦で同じ病院に勤務しているため、お互いに仕事の大変さを理解し合える環境です。夜勤が重なる際は調整してもらうなど、職場の理解に支えられながら仕事と子育てを両立しています。栃木県には公園や牧場など自然体験ができる場所が多く、子育てには恵まれた環境だと感じています。子どもたちの成長に合わせてキャンプや登山などのアウトドアに挑戦し、長期休暇には沖縄の離島を訪れてのんびり過ごしてみたいです。
阿部 明絵さん
患者さんに寄り添い、回復を支える

日本赤十字看護大学在学中に東日本大震災を経験しました。祖父が入院していた病院も被災し、祖父を自宅で看取ることになりました。その際、訪問看護師の働きぶりを間近で見たことが、看護の仕事への思いを強くするきっかけとなりました。就職後は救命救急センターで3年間、ICU(集中治療室)で7年間勤務し、重症患者さんの看護に携わりました。現在は、呼吸器科とリウマチ科を主科とする病棟で、慢性呼吸器疾患の患者さんを担当しています。酸素療法や吸入治療、薬の管理、排痰を促すケアなどを行い、患者さんの呼吸が少しでも楽になるよう支えています。慢性呼吸不全の患者さんの中には入退院を繰り返す方も多く、顔なじみの患者さんから「動けるようになったよ。ありがとう」と声をかけていただけることが励みです。一方、在宅酸素療法では火災予防のため料理を控えていただくなど、生活上の注意をお伝えすることもあります。制限だけにならないよう、QOL(生活の質)を大切にしながら患者さん一人ひとりに寄り添った支援を心がけています。
夢に向かって踏み出した一歩が自信に
28歳のとき、約10カ月間休職してオーストラリアへ留学しました。「後悔したくない」という思いから決断し、職場の理解もあって長年の夢を叶えることができました。語学学校では多国籍の人たちと学び、多様な価値観や文化に触れた経験が自信につながりました。現在は5歳と3歳の子どもを育てながら育児短時間制度を利用し働いています。忙しい時間帯に退勤し、心苦しいこともありますが、子育て世代も多く、上司や同僚の理解と協力に支えられています。子どもが小学生になる頃にはフルタイム勤務に戻り、どの現場でも自信を持って働けるようスキルアップを続けていきたいです。医療現場で働くという選択肢を多くの方に考えてもらえたらうれしいです。

〒324-8686
栃木県大田原市中田原1081番地4
TEL 0287-23-1122
https://www.nasu.jrc.or.jp/
当院は県北地域では唯一となる三次救命救急指定病院として、365日24時間体制で救急医療を行っております。ほかに、周産期や小児医療をはじめとした、地域になくてはならない医療を地域住民へ提供しています。また赤十字として、災害発生時には被災地へ医療チームの派遣も行い、使命である『人道』の実現のために活動しています。

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