キャンペーン「虐待ゼロへ いのちにハグを。とちぎ」では、できることからやってみよう! と、「いのちにハグを。ACTION」を立ち上げ、より積極的な啓発活動に取り組んでいます。7月30日には、ミナテラスとちぎ(宇都宮市)で、子ども食堂を応援するスペシャルなイベントが開催されました。

暑い夏を丸ごと楽しむ

 夏休み真っただ中の日曜日。子どもたちに大人気のエンターテインメントグループ「歌う海賊団ッ!」のスペシャルライブが、宇都宮市内のミナテラスとちぎで行われました。昨年に続き2回目の開催。親子間のコミュニケーションの場の創出と、子ども食堂への理解を深め支援の輪を参加者に広げてもらいたいと企画されました。当日は歌や踊りはもちろんのこと、夏の特別メニューとして「スプラッシュ」も実施。クルーたちが大型のウオーターガンを手に会場内を駆け回り、大人も子どももびしょ濡れになって暑い夏を丸ごと一日楽しみました。

 多数の応募の中から抽選で当選した親子ら約600名がライブに参加。会場に展示された新型「アルファード」に家族で乗り込んだり、子供たちが無邪気に芝生の上を駆け回ったりし、開演前から参加者の笑顔があふれていました。

 この日の最高気温は36度。参加者はそれぞれ帽子や日焼け止め・冷たい飲み物など暑さ対策も万全に、屋外ガーデンエリアの芝生の上にレジャーシートを敷き、ピクニック感覚でライブ開始を心待ちにしていました。

歌って踊ってみんな元気に

 午後1時30分。「歌う海賊団ッ!」せんちょー。の「ヨーホーッ!」の声とともにライブがスタート。クルーが手にしたウオーターガンから降り注ぐ水しぶきの中、船長の力強い歌声とクルーたちの元気いっぱいのパフォーマンスに会場のボルテージが一気に上がりました。新曲「あいらぶゆう」をはじめ、海賊団ッ!のコンサートではおなじみの「ハピネスを届けよう」や「ゲンキノジュモン」などが披露され、「人を愛すること」「一所懸命に生きることの大切さ」などの応援メッセージを歌にのせて、頑張るパパやママに向けて発信しました。

子ども食堂へ食品支援を

 会場内に設置された「宝箱」には、乾麺やお菓子、お米や缶詰など、事前の呼びかけに応えて参加者が持参した子ども食堂への支援物が集まりました。  イベントのオープニングでは一般社団法人とちぎ男女共同さんかくねっとの理事長で、子ども食堂「Kiitos」の運営も行う大澤里香さんが、子ども食堂を代表して感謝の言葉を述べるとともに取り組みについて説明。「多くの方に子ども食堂のことを知っていただき、もっともっと身近に感じてほしい」と参加者へ呼びかけました。

 今回集まった支援物は、ミナテラスとちぎおよび栃木トヨタ自動車各店舗で2023年9月30日まで受付している支援物と共に県内各地の子ども食堂へ届けられます。

ごあいさつ

 特別協賛の栃木トヨタ自動車を代表して、海賊の衣装をまとった新井社長が来場者にご挨拶。栃木トヨタ自動車における子ども食堂支援の取り組みを紹介し、支援物寄贈への感謝の気持ちを伝えました。


会場には新型「アルファード」の展示も!

食品支援ありがとう

 会場内に設置された「宝箱」の中には、たくさんの支援物が集まりました。オープニングで子ども食堂「Kiitos」を運営する大澤里香さんが、子ども食堂を代表して感謝の言葉を伝えました。