
プロローグ
空高く真っすぐに伸びる古木が連なる。太く息づく幹、かすかに揺れる枝葉の音-。荘厳な雰囲気が漂う日光杉並木街道は、「世界一長い並木道」と称される。江戸期の名残を今に伝えるだけでなく、県民や旅人を導く並木道として400年の時を刻み続けている。
下野新聞社写真映像部は2026年春から1年間にわたり、杉並木の現状を大型写真で紡ぐ企画を展開する。成り立ち、幾度となく訪れた危機、暮らしに溶け込む杉材の文化…。レンズを通して世界に誇る貴重な財産を見つめ、次代にどう引き継いでいくか読者とともに考えたい。
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