「住民」になれる安心感 那須塩原のバーに通う移住者と歯科医 あすへ踏み出す活力に
夜に見つめる 第3部「交差」⑦
受け入れてくれる居場所。那須町在住のITコンサルタント、難波陽平(なんばようへい)さん(47)にとって、それが那須塩原市のバー「ジュダムール」だった。
約1年半前、46歳の誕生日に那須町に移住してきた。「自分への誕生日プレゼントだよね」と話す。
埼玉県内で妻と小学生の子ども2人と暮らしていたが、離婚。いずれ子どもが大きくなった時に自分の家の近くで遊べるように、観光地を中心に転居先を検討した。家探しのために初めて訪れた那須町の山や田んぼの景色に感動し、移住を決めた。
移り住んですぐに地域の人の薦めでジュダムールを知った。「移住してきた者です」という言葉を名刺代わりに、隣に座った人にあいさつした。ウイスキーのストレートを手に、コミュニケーションがはかどった。
仕事の出張先では必ずバーに行く。多くの店は、1度きり。何度か通った店も「地元」のような感覚は芽生えなかった。ジュダムールは違った。
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