令和6年度成績優秀者表彰 最年長合格者として表彰
2025年8月10日
公益財団法人 日本漢字能力検定協会
公益財団法人 日本漢字能力検定協会(本部:京都市、代表理事 理事長:山崎信夫/以下、当協会)が、8月10日にホテルグランヴィア京都(京都市)において開催した令和6年度日本漢字能力検定成績優秀者表彰式にて、当時100歳で日本漢字能力検定 (以下、漢検) 3 級に合格された愛知県在住の大橋金一(おおはし・きんいち)さんが、令和6年度の最年長合格者として特別賞を受賞しました。
当協会では漢字学習に取り組む人々の励みとしていただくことを目的に、漢検において特に優秀な成績を収めた個人および団体を表彰しています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202508083420-O3-sDua42XC】
100歳で漢検3級に合格し特別賞を受賞!
令和6年度10月に実施された漢検において、大橋金一さんは当時100歳で漢検3級を受検し、見事合格されました。すべての受検者の中で最年長の合格者であったことから、このたび特別賞を受賞しました。
特別賞とは最年長合格者、最年少合格者、優秀な成績を収めた家族など、年度内で特筆すべき合格者に贈られる賞です。
受賞者コメント:大橋 金一さん
「令和6年度の日本漢字能力検定の成績優秀者」に選ばれたこと、非常にうれしく思っています。私の学生時代には「部首」を習ったことがなかったので、部首の範囲はとても難しく、勉強するのが困難でした。今は2級合格に向けて勉強に励んでいます。
また、大橋金一さんを支えた息子さんは、以下のように語ります。
「私は、受検会場へ連れて行くなどのサポートはしましたが、勉強自体は何もサポートしていません。孫が父のために、問題集を何冊か購入していたようですが、当初私は、父が漢検を受検することすら知りませんでした。
検定会場では、受検している人たちはひ孫くらいの若い方ばかりで、父がすごいことに挑戦しているのだと改めて実感しました。漢字以外にも俳句や川柳など、さまざまなことに積極的に取り組む父を尊敬しています。
生涯にわたる学習の意義
大橋さんが学校で漢字を学ばれた昭和初期には、「常用漢字表」(昭和56年内閣告示・平成22年改定)やその前身となる「当用漢字表」(昭和21年内閣告示)が存在しておらず字体や仮名遣い、送り仮名なども、現在の教育内容とは異なっていました。そのような時代を生き抜いた大橋さんが改めて漢検 3 級の受検に向けて学習を始められたことは、並々ならぬ挑戦であったといえます。
漢字学習は単なる知識の習得にとどまらず、とりわけ高齢の方にとっては、学びを通じたコミュニケーションのきっかけや社会とのつながりを保つ手段にもなり得ます。大橋さんの合格は、生涯にわたり学び続ける多くの方々にとって、励みとなるような快挙であるといえるでしょう。
今後も当協会は学齢期の子どもたちに限らず、すべての世代が学ぶ楽しさを実感できる社会を目指し、学習機会の創出と支援に取り組んでまいります。
100歳で漢検3級合格・特別賞を受賞!
公益財団法人日本漢字能力検定協会
8/10 17:30
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