会場が一体となって楽しんだ「ベリテンライブ」

会場が一体となって楽しんだ「ベリテンライブ」

 恒例の野外音楽フェス「ベリテンライブ2022Special」が10、11の両日、真岡市下籠谷(しもこもりや)の井頭公園で開かれた。新型コロナウイルスの影響により2年連続で中止となっており、3年ぶりに生演奏の音を楽しむ観客の姿が戻った。

 エフエム栃木主催。今回は感染症対策として、1日の動員数を通常の1万5千人から1万1千人に減らした。開催期間はこれまで1日だったが、初めて2日間とした。チケットは完売し、2日間で計約2万2千人が来場した。

 出演者は各日9組。初日は宇都宮市出身の秋山黄色(あきやまきいろ)さんらが出演し、2日目は2人組ヒップホップユニット「Creepy Nuts(クリーピーナッツ)」などが次々登場した。

 来場者は感染対策で声を出すことはできないものの、手を振ったりタオルを回したりして出演者のパフォーマンスに応え、会場に一体感を生み出した。

 友人と訪れた宇都宮市、会社員木村一輝(きむらかずき)さん(25)は「初めて来た。開放的な雰囲気で、非日常を味わえて楽しかった」と喜んでいた。