やいた花火大会のチラシ

 約1万発の花火が秋の夜空を彩る「やいた花火大会」が10月15日、矢板市矢板の道の駅やいた周辺で4年ぶりに開かれる。台風や新型コロナウイルス禍で中止が続いてきた中、秋の風物詩を継承していこうと、一般客の受け入れは行わない形で実施することになった。

 同大会は、地元企業の有志がまちを盛り上げようと市北部で実施していた花火大会を前身に、2007年にスタート。市商工会関係者らでつくる実行委員会が主催する。19年は台風19号、20、21年は新型コロナの影響で中止となっていた。

 今年は特設ステージでのイベントや露店の出店は中止し、観客は協賛関係者らのみの受け入れとする。

 実行委の担当者は「一般の皆さまは、今年は自宅などで楽しんでもらい、来年の大会に期待してほしい」と話している。

 打ち上げは午後6時半開始。荒天の場合は16日に順延する。(問)実行委0287・43・1755。