10月14〜16日に宇都宮市で開かれる「2022ジャパンカップサイクルロードレース」の記者発表会が14日に東京都内であり、地元の宇都宮ブリッツェン、那須ブラーゼンをはじめ国内外の出場全18チームが決まった。海外10チームの登録選手も発表され、世界トップカテゴリー「UCIワールドチーム」のバーレーン・ヴィクトリアスからは、東京五輪代表で今季の全日本選手権王者の新城幸也(あらしろゆきや)が参戦する予定。
国際自転車競技連合(UCI)公認でアジア最高位の大会。新型コロナウイルスの影響で中止が続き、3年ぶりの開催となる。
国内勢はUCIアジアツアーチームランキング上位のブリッツェン、チーム右京、キナンなど8チームが出場する。UCIワールドチームは6チームが参戦。トレック・セガフレード(米国)は、本戦のロードレースで過去2回優勝のバウケ・モレマ(オランダ)が外れたがエース格のジュリオ・チッコーネ(伊)ら有力選手をそろえた。
大会を解説したツアー・オブ・ジャパンイベントディレクターの栗村修(くりむらおさむ)さんは「誰が一番強いのかという本物の戦いが見られる」と激戦を予想。大会実行委員長の佐藤栄一(さとうえいいち)宇都宮市長は感染症対策を徹底するとした上で「文字通り日本を代表する大会にしていく」と意気込んだ。