【宇都宮】宇都宮中央署管内11高校の1年生のうち、有害サイトへの接続を制限するフィルタリングをスマートフォンなどに設定している生徒は65%にとどまることが21日までに、同署などが実施したアンケートで分かった。県内でも交流サイト(SNS)などを介して未成年が巻き込まれる事件が続いており、同署は設定の呼びかけを強化する。

 11校の1年生4179人を対象に初めてアンケートし、インターネットの利用状況などを尋ねた。96%の4008人から回答を得た。回答者の98%がスマートフォンを所持しており、フィルタリングを設定していたのはおよそ3人に2人だった。