前半37分、栃木SCのMF植田(左)がゴールを決めて仲間と喜ぶ

 サッカーJ2は21日、各地で延期されていた2試合を行い、栃木SCは長崎県諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で長崎と対戦し、1-1で引き分けた。連敗を2で止めたが5試合勝ちなし。通算成績は9勝14分け14敗の勝ち点41で順位は18位。

 前半からペースを握った栃木SCは速攻から好機を演出。37分に敵陣で奪った相手ボールをつなぎ、11試合ぶり先発のMF植田啓太(うえだけいた)がボレーシュートで先制点を決めた。

 後半は選手交代などで修正した長崎が主導権を握ると、19分に同点へ追い付かれた。終盤は長崎の攻勢をしのぎながら勝機を探ったが、互いに勝ち点1を分け合った。

 栃木SCの次節は25日午後6時から、県グリーンスタジアムで琉球と対戦する。