立憲民主党県連が来春の県議選で、日光市選挙区(定数2)に同党県連代表の福田昭夫(ふくだあきお)衆院議員の秘書を務める塚原和広(つかはらかずひろ)氏(43)、さくら市・塩谷郡選挙区(定数2)に同市議の桜井秀美(さくらいひでみ)氏(68)を擁立する方向で最終調整していることが22日、分かった。2人の立候補はすでに同県連2区支部で了承されたとみられ、早ければ26日の県連幹事会で決定する。

 旧立民の結党後初の県議選となった前回(19年)、福田氏のお膝元の日光市とさくら市・塩谷郡の両選挙区で、平木(ひらき)チサ子(こ)氏、船山幸雄(ふなやまゆきお)氏が再選を逃し、自民に独占を許した。

 公認6人のうち当選は3人にとどまり、次期選挙での党勢拡大が課題となっていた。