3回目の優勝を飾った平野いずみ。プレーオフで優勝を決めるパーパットを沈める=ハーモニーヒルズGC

 第57回県知事盃争奪ゴルフ大会(県ゴルフ連盟、県ゴルフ場協議会、下野新聞社主催)は22日、栃木市のハーモニーヒルズGC(5362ヤード、パー72)でクイーンズの部決勝を行い、プレーオフで平野(ひらの)いずみ(東京)が関谷弘子(せきやひろこ)(那須塩原)を下し7年ぶり3回目の優勝を飾った。

 同部は50歳以上の女性が対象。快晴、微風の絶好のコンディションの中、予選を勝ち抜いた92選手が出場。難コースに苦しむ選手が多く、70台はわずか12選手だった。

 2オーバー74で平野、関谷が並び、大会史上4回目のプレーオフへ。1番パー5(484ヤード)を舞台とし、10メートルを2パットパーとした平野に対して、関谷は7メートルのバーディーパットを3パットし勝負がついた。

 3位には過去4回の優勝を誇る鯉沼良美(こいぬまよしみ)(東京)、4位には小森幸恵(こもりさちえ)(矢板)が続いた。7度目の優勝を狙った角田里子(かくたさとこ)(宇都宮)は4OBと乱れ、83で22位に終わった。

 次の決勝大会は29日、那須町の那須伊王野CCでシニアの部を行う。

■粘り強くミスカバー

 3回目の優勝を飾った平野(ひらの)いずみ(東京)は「関東のトップにいる角田さんより、いいスコアで上がれたのがうれしい」と笑顔を爆発させた。