通常版(右)と、ヒガンバナをあしらった限定版の御城印

 茂木町のふみの森もてぎは、現在は城山公園になっている中世の山城「茂木城」の御城印を作製し、販売を始めた。同公園で今が見頃のヒガンバナをあしらった限定版もある。

 中世の茂木を治めた茂木(もてぎ)氏の祖は、放送中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場する鎌倉幕府の御家人八田知家(はったともいえ)。茂木城はその三男知基(とももと)が、鎌倉時代の建久年間(1190~99年)に築城したと伝わる。