完封リレーで締め、ガッツポーズする石橋の2番手藤巻=清原

 第75回秋季県高校野球大会(下野新聞社など後援)第10日は25日、清原球場で準々決勝の残り2試合を行い、石橋、青藍泰斗がともに2年ぶりの準決勝進出を決め4強が出そろった。

 石橋は上三川と対戦し3-0と完封勝ち。入江祥太(いりえしょうた)、藤巻翔汰(ふじまきしょうた)の継投で相手打線を押さえ込んだ。打線は上三川と同じ7安打にとどまったが、得点圏で勝負強さを見せ効率よく得点を奪った。

 青藍泰斗は栃木工に9-2でコールド勝ち。中盤から打線が奮起し、六回には藪下来生(やぶしたらいき)の右前適時打を足場に一挙4点を奪って突き放した。栃木工は七回、満塁の好機をつくったが1本が出なかった。

 大会第11日は26日、同球場で準決勝2試合を行う。