国学院栃木OBチームが相手の盗塁を阻止。息詰まる攻防は終盤まで続いた

八回、勝ち越しのホームを踏んだ仲間をベンチ前で迎える佐野日大OBチームの選手たち

優勝を決めマウンドで歓喜の輪をつくる佐野日大OBチームの選手たち

決勝を戦った佐野日大OBチームと国学栃木高OBチームのメンバー

国学院栃木OBチームが相手の盗塁を阻止。息詰まる攻防は終盤まで続いた 八回、勝ち越しのホームを踏んだ仲間をベンチ前で迎える佐野日大OBチームの選手たち 優勝を決めマウンドで歓喜の輪をつくる佐野日大OBチームの選手たち 決勝を戦った佐野日大OBチームと国学栃木高OBチームのメンバー

 新型コロナウイルス禍で戦後初めて夏の甲子園が中止となり2年。「失われた聖地」を目指し栃木県の当時の高校3年生たちが29日、栃木市のとちぎ木の花スタアジアムで熱戦を繰り広げた。元球児らが各都道府県で展開し、11月から甲子園球場で全国大会開催を計画する「あの夏を取り戻せ 元高校生草野球プロジェクト」の一環。栃木県は4チームが協力し独自の県予選を開催した。決勝は佐野日大OBチームが7-6で国学院栃木OBチームを破り優勝。初秋のグラウンドで、球児の顔に戻った大学生たちが躍動した。

 この企画は都内の大学に通う元球児を中心に立ち上げられ、甲子園が中止となった世代の全国各校OBに参加を呼びかけた。