後半34分、栃木SCのFW根本(中央)がゴールを決め、仲間たちから祝福を受ける=甲府市のJITリサイクルインクスタジアム

後半34分、栃木SCのFW根本(中央)がゴールを決め、仲間たちから祝福を受ける=甲府市のJITリサイクルインクスタジアム

後半34分、栃木SCのFW根本(中央)がゴールを決め、仲間たちから祝福を受ける=甲府市のJITリサイクルインクスタジアム 後半34分、栃木SCのFW根本(中央)がゴールを決め、仲間たちから祝福を受ける=甲府市のJITリサイクルインクスタジアム

 サッカーJ2第39節は1日、各地で6試合を行い、栃木SCは甲府市のJITリサイクルインクスタジアムで甲府と対戦し、1-0で競り勝った。7試合ぶりの勝利を飾り、通算10勝15分け14敗の勝ち点45、順位は暫定16位に浮上。J2残留に大きく前進した。

「全員戦力」逆境を挽回

 後半34分、栃木SCのFW根本凌(ねもとりょう)が浮き球でシュートを放ち、ボールが優しくネットを揺らす。これがチーム唯一の枠内シュート。苦しみながらの勝利でチームは残留をほぼ確実なものに。「素直にうれしい」。喜びの言葉を多く並べる根本の姿が、この勝利の大きさを物語っていた。