ドリブルで攻め上がるリーベのFW村田(左)=川崎重工スタジアム(チーム提供)

 ホッケー日本リーグ男子1部は8日、岐阜県各務原(かかみがはら)市の川崎重工スタジアムでレギュラーステージ(RS)3試合を行い、岐阜朝日クラブと対戦したリーベ栃木は終了間際にDF霧下義貴(きりしたよしき)が決勝点を決めて2-1で競り勝った。6連勝で通算8勝1分け、勝ち点を25に伸ばし、1試合を残して2年ぶりのRS1位が確定した。

 両チームとも主力の多くが栃木国体決勝から中1日のハードスケジュールの中での試合となった。第1クオーター(Q)は一進一退の攻防。第2QはピンチをGK森田陽介(もりたようすけ)の好セーブでしのぐと7分、左サイドからパス交換でゴールに迫ったFW村田和麻(むらたかずま)が角度のないところから鮮やかに先制。14分に追い付かれ、1-1で折り返した。

 第3Qは守勢に回る時間も多くなったが堅守で追加点を許さない。第4Qは残り20秒を切って獲得したペナルティーコーナーを霧下が決めて勝利をものにした。

 次戦は9日正午から、同会場で立命館とRS最終戦を戦う。