第3クオーター、ゴール下にアタックするブレックスのスコット(右)

 バスケットボールB1は9日、大阪市のおおきにアリーナ舞洲ほかで11試合を行い、東地区の宇都宮ブレックスは西地区の大阪に延長の末87-82で逆転勝ち。開幕からの連敗を3で止め今季初勝利を飾った。

 ブレックスは序盤からジョシュ・スコットを中心にインサイドで得点。第2クオーター(Q)はベンチスタートのヤン・ジェミンや竹内公輔(たけうちこうすけ)の得点で追い上げ35-36で前半を折り返した。

 後半は立ち上がりに相手米国人エースに連続得点を許すなど最大16点差をつけられたが、ヤンの3点シュートやドライブで応戦。第4Q残り47秒で比江島慎(ひえじままこと)の3点シュートが決まり75-75の同点に追い付いた。

 延長では比江島のアシストからインサイド陣が得点して残り30秒を切って83-82とリード。フリースローで着実に加点し逃げ切った。

 ブレックスの次戦は14日午後7時5分から、仙台市のゼビオアリーナ仙台で仙台と対戦する。