プロゴルフツアーのバイ・ザ・プレーヤーズ最終日は9日、群馬県安中市のザ・レーサムで行われ、佐野日大高出の小林伸太郎(こばやししんたろう)(36)=栃木ミサワホーム=がツアー初優勝を飾った。佐野市在住の36歳。
同トーナメントは国内男子ツアーの新規大会。通常のストロークプレーではなく、イーグル5点、バーディー2点、パー0点、ボギーがマイナス1点などと計算するポイント制の「ステーブルフォード方式」で行われた。3日目にトップに立った小林は最終日に5バーディー、2ボギーで8点を加え通算41点で逃げ切った。
群馬県榛名町(現高崎市)出身。高校、大学と国内トップクラスのアマチュアとして活躍し、2009年プロ入り。15年に賞金シードを得たが17年に失い、今季再びシード選手に返り咲いていた。小林は「応援してくれている栃木ミサワホームから多くの方が応援に来てくれて力になった」とプロ14年目で得た1勝の喜びを語った。