開幕直前の練習に励むブリッツェンの増田(右)と小野寺=宇都宮市内

大会に向けて練習に汗を流すブラーゼンの谷(手前)と西尾憲=那須塩原市内

開幕直前の練習に励むブリッツェンの増田(右)と小野寺=宇都宮市内 大会に向けて練習に汗を流すブラーゼンの谷(手前)と西尾憲=那須塩原市内

 銀輪駆けるあの音が宇都宮に戻ってくる-。自転車ロードレースの国際レース「2022ジャパンカップ」は14日、宇都宮市江野町のオリオンスクエアでチームプレゼンテーションを行い開幕、15日に大通り周回コースでクリテリウム、16日に森林公園周回コースで国内最高峰のロードレースを行う。県勢は宇都宮ブリッツェン、那須ブラーゼンが出場。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりとなった地元の大舞台で、赤い稲妻と黄色い疾風(かぜ)が観衆を沸かす。

 今大会は世界最高峰カテゴリーのUCI(国際自転車競技連合)ワールドチームからの5チームを含む計16チーム96人が出場する。レースはクリテリウムもロードも海外勢がコントロールすることが予想される。国内チームが見せ場をつくるためには、いかに好位置を確保し、いかに仕掛けるかが重要になってくる。