使用済み紙おむつ専用の保管庫を設置している宇都宮市内の保育園。臭いが漏れないよう、ふた付きの密閉タイプにしている。

 【宇都宮】市内の民間保育施設の4割超が、園児の使用済み紙おむつを保護者による「持ち帰り」としていることが、市がこのほど実施した調査で分かった。おむつの持ち帰りは、新型コロナウイルス感染症を機に見直す動きが全国的に広がっている。市は「感染症などのリスク低減や保護者、保育士の負担軽減につながる」として、施設による処分費用などを補助する支援策の検討に入った。