新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となった自転車のアジア最高位国際ロードレース「2022ジャパンカップ」第2日は15日、宇都宮市の大通りでクリテリウムを行い、エドワード・トゥーンス(トレック・セガフレード)が連覇を果たした。トレック勢は3連覇。宇都宮ブリッツェン勢は小野寺玲が5位、那須ブラーゼン勢は佐藤大志が22位だった。
世界トップカテゴリーのワールドチーム5チームを含む国内外16チーム92人が出走。馬場通り4丁目のバンバひろば前を発着点に、東武馬場通り入り口と上河原交差点を折り返す特設周回コース(1周2・25キロ×15周=33・75キロ)で行われた。
レースは序盤から動きのある展開となった。ポイント賞は4周回目に渡辺翔太郎(愛三工業)、8周回目にニールソン・パウレス(EFエデュケーション・イージーポスト)、12周回目にヴィクトル・ポトチュキ(リュブリャナ・グスト・サンテック)がそれそれ獲得。ブリツェンやブラーゼンは後方のメイン集団で脚をためた。
残り2周回でブリッツェンの増田成幸や阿部嵩之が小野寺を引いてトップに浮上したが、すぐさま後続集団に吸収。最終周回には大集団のまま突入し、最後はトゥーンスがゴールスプリントを制した。
最終日は16日午前10時から、宇都宮市森林公園周回コースでロードレースを行う。