カンセキスタジアムとちぎ

 サッカーJ2栃木SCのホーム最終戦となる第41節は16日午後2時から、宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで水戸と対戦する。通算成績は11勝15分け14敗、勝ち点48で15位。既にJ2残留は決めているが、今季初の3連勝と「北関東ダービー」制覇が懸かった一戦となる。

 前節はアウェーで町田と対戦。攻守で絶え間なく圧力をかけ続け、MF高萩洋次郎(たかはぎようじろう)のゴールで競り勝った。

 水戸は今季12勝12分け16敗、同じ勝ち点48だが得失点差で一つ上の14位につける。ただ現在7試合未勝利で、秋葉忠宏(あきばただひろ)監督の今季での退任が決定。連勝中で指揮官続投が決まった栃木SCと対照的な状況だ。

 栃木SCは前回対戦時、1点を守り切り辛勝。時崎悠(ときさきゆう)監督は「今回もタフなゲームになる。チームはようやく選手がフィットしてきた。『もっとやりたかった』と思って終われる(残り)2試合にしたい」と気を引き締めた。