今季ホーム最終戦で痛恨の逆転負けを喫し、うなだれてピッチを後にする栃木SCのイレブン=カンセキスタジアムとちぎ

前半29分、ゴール左隅にミドルを突き刺す栃木SCのDF黒崎=カンセキスタジアムとちぎ

今季ホーム最終戦で痛恨の逆転負けを喫し、うなだれてピッチを後にする栃木SCのイレブン=カンセキスタジアムとちぎ 前半29分、ゴール左隅にミドルを突き刺す栃木SCのDF黒崎=カンセキスタジアムとちぎ

 サッカーJ2第41節は16日、各地で8試合を行い、ホーム最終戦となった栃木SCは宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで水戸と対戦、終盤に逆転され2-3で敗れた。

 北関東ダービー制覇が懸かったホーム最終戦。栃木SCは勝利が絶対条件だったが、願いとは裏腹に屈辱的な敗戦を喫した。今季初の3連勝も逃し、時崎悠(ときさきゆう)監督は「見せたくない姿を見せ、悔しい思いもさせて申し訳ない」と観客席を見渡し、拳を握った。

 連勝中のムードを継続するような序盤だった。全員が連動したセットプレーからDFグティエレスが先制。DF黒崎隼人(くろさきはやと)もカットインから鮮やかな2点目を決めた。「良い感触だった」と黒崎。選手だけでなく、会場中が快勝を信じていた。