
JA足利は農作物の生産以外にも、組合員同士が連携・協力し、地域社会に貢献する活動を行っています。中でも、中心的役割を担っているのが、女性会(みどり会)と青壮年部です。現在、みどり会は11支部で構成し会員数が341人、青壮年部は3支部からなり61人が参加。活動はいずれも40年以上と長く、地域社会への貢献を通じて地域との交流や組合員の獲得も目指しています。

みどり会が行っているペットボトルのキャップ回収は2020年から始まりました。集めたキャップの収益はポリオワクチン接種に活用。フードバンクへの協力は2年前から行い、生活困窮家庭の支援に役立てられています。また、会員が手作りした味噌(みそ)は、11月に行われるJA足利まつりでも人気です。一方、青壮年部も社会福祉協議会などに米や農産物を寄贈するなど、積極的な地域貢献を展開。花卉(かき)生産者による幼稚園でのフラワーアレンジメントも好評です。

JA足利は、「ふれあい農園」に力を入れています。市内4カ所のほ場を区画ごとに貸し出し、野菜や花の栽培に活用してもらう事業。市内在住や在勤者であれば組合員でなくても借りられるため、趣味や週末農業などにぴったりです。現在、常見・北郷・福居の三つのほ場の利用者を募集しています。
お問い合わせはJA足利生活振興課☎0284・64・9920。
