JAうつのみやは、地域の方々を対象に農業体験や自然学習などを通して「食」と「農」を楽しく学びながら、生産者やJAとの交流を図る「アグリスクール」を開いています。

 今年度(募集はすでに終了)は、5コースの体験活動を実施。Aコース「田植え・田んぼの生き物調査・稲刈り体験」とBコース「梨摘果・収穫体験」は、水田やナシ畑に入り貴重な体験を通して、コメ作りやナシ作りの一連の流れを学びます。

ナシ収穫体験をする親子
ナシ収穫体験をする親子

 ほかに複数の農業体験ができるCコース「さつまいも収穫体験」・「菌床椎茸の栽培方法と収穫体験」、Dコース「たまねぎ・じゃがいも収穫体験」・「稲刈り体験教室」「干しいも作り体験」もあります。

昔ながらの米作りを学ぶ田植え体験
昔ながらの米作りを学ぶ田植え体験

 昨年から新設された大人向けのEコースでは、園芸教室「プランターでトマト栽培」と「JAうつのみや産農畜産物を使った料理教室」をセットで実施します。

 「宇都宮は都市のイメージが強く、管内でどのような農作物が作られているのか知らない人も多い」と、総合企画課の事務局担当者。「体験を通して農業への理解を深めていただき、地域の農畜産物を手に取ってもらうきっかけにつなげていきたい」と話します。問い合わせは、JAうつのみや総合企画課☎028・688・0029。