JA佐野では、地域社会のつながりを大切にしながら、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた取り組みの一環として、ペットボトルキャップの回収運動を継続して実施しています。

 この活動はJAが主体となって展開している女性会活動の一つで、地域の人たちにも呼びかけ、着実に成果を上げています。市内の本店、支店合わせて12店舗に回収ボックスを設置し、窓口でも職員が直接受け取りを行うなどして、組合員や地域住民からキャップを集めています。

回収したペットボトルのキャップ
回収したペットボトルのキャップ

 集まったキャップは異物が混入していないかを一つ一つ丁寧に確認したうえで、年に一度、回収業者に引き渡します。この際には北部経済センターの職員も加わり、2㌧トラック約2台分のキャップを搬出。昨年度は650㌔、約27万9、500個分を回収しました。ポリオワクチンに換算すると約325本分に相当します。

昨年度は650㌔のキャップを回収
昨年度は650㌔のキャップを回収

 担当者は「この活動は地域のみなさまとのつながりを深めるきっかけにもなっている」と話します。今後も地域の環境美化やリサイクル意識の向上に貢献するとともに、地域とともに歩むJAとして、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続けていきます。

2㌧トラック約2台分のキャップを搬出
2㌧トラック約2台分のキャップを搬出

 お問い合わせはJA佐野生活福祉課☎0283・86・7522。