PK戦で競り勝ち、ガッツポーズの矢板中央・DF佐藤(中央)=県グリーンスタジアム、森田大地撮影

 第103回全国高校サッカー選手権大会栃木大会最終日は16日、県グリーンスタジアムで決勝が行われ、矢板中央が1-1からのPK戦で国学院栃木に競り勝ち、2年連続14度目の全国大会出場を決めた。

 矢板中央は1点を追う前半追加タイム、MF渡部嶺斗(わたなべれんと)の右クロスにゴール前のMF田中晴喜(たなかはるき)が胸トラップから左足のシュートで追い付いた。延長戦でも決着はつかず、PK戦は4人が決めて競り勝った。

 国学院栃木は前半13分、MF斎藤旺雅(さいとうおうが)のゴールで先制。しかしそこからは再三の好機を生かすことができず、先攻で迎えたPK戦も2人が外した。

◆重圧はねのけ難敵制す 矢板中央