耕作放棄地対策で栽培した鹿沼在来そばの収穫作業

 【鹿沼】板荷(いたが)地区北東部の板荷4区の住民らでつくる「板荷畑(ばた)いつくし美(み)会」は、農林水産省の地理的表示(GI)保護制度に登録された「鹿沼在来そば」の栽培を今秋、区内で始め、17日に初収穫した。

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 同会は耕作放棄地対策でソバを作付けし6次産業化と地域活性化につなげており、もともと板荷で作られていたといわれる鹿沼在来そばも作ることにした。同区生活センター内で営むそば店「いつくし美庵(あん)」で24日から、収穫した実で作ったそばを提供する。