県は21日、県内76の定点医療機関で把握しているインフルエンザ感染者数が1医療機関当たり平均1・00人を超え、今シーズンの流行期入りしたと発表した。
県によると、インフルエンザの感染者数は2020年以降の新型コロナウイルス感染拡大期に激減。一方で23年は9月に流行期入りし異例の早さだった。今シーズンは例年並みという。
11~17日に報告されたインフルエンザ感染者数は78人(前週47人)で、1医療機関当たりの平均は1・03人(同0・62人)。6保健所管内別で1医療機関当たりの平均患者数が最多だったのは安足で1・45人。宇都宮市1・33人、県南1・29人、県北0・93人、県東0・25人、県西0・13人と続いた。
県は、手指消毒や加湿などで感染予防対策を心がけるよう呼びかけている。