ひとり親家庭や居場所のない若者の支援に取り組む宇都宮市のNPO法人「ぱんだのしっぽ」が同市中心部のオリオン通り周辺に、誰もが気軽に立ち寄れる“駆け込み寺”のような支援拠点を開設する準備を進めている。名称は「ドロップインシェルター宇都宮」。若者ら幅広い世代の孤独や孤立の解消を図り、困り事に対応するのが狙いで年度内の設置を目指している。趣旨に賛同した同市医師会社会支援部も活動に協力する。11月から動き出し、夜の見回りや清掃活動、周知などに取り組んでいる。
「最近調子どう?寒いからジャンパー着なよ」
22日夜、オリオン通り。同法人の小川達也(おがわたつや)理事長(52)が顔見知りの客引きの若者に声をかけた。
残り:約 647文字/全文:966文字
この記事は「下野新聞デジタル」のスタンダードプラン会員・愛読者(併読)プラン会員・フル(単独)プラン会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報でとちぎの「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者・フルプランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く