栃木県内の紅葉シーズンが終わりつつある中、野木町野木の国重要文化財「町煉瓦(れんが)窯」北側のメタセコイア並木が濃いオレンジ色に染まっている。30日は多くの見物客が訪れた。

オレンジ色に色づいたメタセコイア並木=30日午前10時25分、野木町野木
約100メートルの遊歩道に高さ30メートル程度のメタセコイアが45本ほど連なる。この日は晴れ間が広がり、訪れた人は並木の木漏れ日の中を思い思いに散策した。
隣接する町交流センター「野木ホフマン館」によると例年より色づきが遅いため、あと10日ほど見頃が続く。ライトアップは今週末まで行う。東京都江東区豊洲2丁目、会社員久田佳子(ひさだけいこ)さん(62)は「木々のオレンジと青空の色合いがすてき」と話していた。
(文・写真 河野光吉)